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ポリウレアによる減災・防災

ポリウレアとは

IS遮熱シート

ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性、防食性に非常に高い能力を発揮様々な用途で対象物の強度を劇的に高めるライニング材です。

数秒から数分で硬化する速乾性はあらゆる状況での使用を可能にし、施工の幅を広げます。溶剤なども含まないため環境にもやさしい、次世代のライニング材です。

ポリウレアの活用例

ポリウレアによる
RC造の建築物の強化

爆裂保護及び剥落防止

天井面に2mm程度、ポリウレアを塗布します。塩害により、鉄筋が腐食し、その周りのコンクリートが「爆裂」することで、危険が生じますが、塗装面によって、コンクリートの落下を防ぎます。

表面の長寿命化による漏水防止

建物の屋上や壁面にポリウレアを塗布します。

コンクリートは引っ張りの力に弱いので、ひび割れることが多々あります。そのひび割れから雨水などが侵入することで漏水が起きますが、表面に塗布されたポリウレアが伸びることで、表面のひび割れを軽減します。

表面の保護に関しては、風力発電のブレードなどにも用いられています。通常の外壁塗装は10〜15年でリフォームが必要ですが、ポリウレアを採用すれば、メンテナンスフリーとなり、70年以上の耐久性があると言われています。

ポリウレアによる
工場・倉庫・住宅の外装の強化

耐衝撃及び耐風

台風などの災害による飛来物などで、外壁や外装に損傷が発生することはままあります。

ポリウレアを工場や倉庫などの外壁に塗布することで、破損を大幅に軽減。壁面の落下などによる二次災害を防ぎます。

防錆

鉄部へ塗布することで、塩害などによる錆を軽減することが可能です。

通常の塗装だけでは、塩害による錆には効果が薄いものもあります。塗膜面のちょっとした亀裂などから塩水が入ることで、あっという間に全体が錆びてしまいます。

ポリウレアは2mm程の厚い塗膜面をもち、さらに400%の伸び率を持ち合わせているため、鉄部の防錆に効果的です。

ポリウレアによる
工場・倉庫の内装の強化

フォークリフト走行面の保護

フォークリフト走行面には、通常アスファルト防水などを表面に施工します。ですが、フォークリフトなどの重機を多く使用していると、表面から削れていき、コンクリート材に被害が発生します。

一度穴が空いてしまったコンクリートは補強した上で、鉄板などを引くことで再発を防ぐことがありますが、鉄板自体の重量により、倉庫の稼働率が下がってしまうなどの二次被害も発生します。

ポリウレアを表面に塗布することで、重機による建物への損傷を最低限に抑えることができます。

耐薬品

建物に限らず、薬品のタンクや厨房などにも施工可能です。薬品を保存しておくタンクなどの鉄部に塗布することで、タンクの長寿命化を可能にします。

施工時の工程数削減・コストカット

工場などの床や天井は、コンクリートで基礎を作り、防水塗料などを塗布した上で、さらに防水塗料を保護するためのコンクリートを施工することが通常です。

防水塗料の代わりにポリウレアを塗布することで、2度目のコンクリート施工が不要となり、大幅な工程数の削減が可能です。

工程数削減によってコストカットにもつながりますが、経年劣化によるメンテナンスコストも大幅にカットすることができます。

ポリウレアによる
工場・倉庫の建築物の強化

防水

防錆と同様に、塗膜面の厚さと伸び率により構造体が水にさらされ続けることがなく、加水分解などの被害から防ぎます。

アスベスト封じ込め

新築では使われなくなったアスベストですが、昔建てられた工場や倉庫では今でも使われていることがあります。

ポリウレアをアスベストの上から塗布することで、粒子が飛散することを防ぐことができます。

ポリウレア施工事例

1貯水槽

貯水槽 施工例 貯水槽 施工例

2屋根

屋根 施工例 屋根 施工例

3駐車場

駐車場 施工例 駐車場 施工例

4車両 軽トラック

車両 施工例 車両 施工例

5車両 パッカー車

車両 施工例 車両 施工例

6車両 ダンプカー

車両 施工例 車両 施工例